まんじゅうブログ

10年で1,000万円以上貯めました。普段どういう風に考えているか、どういう行動をしているかなどについて書いていきます。

年収と幸福の関係 年収1,000万円で幸せになれるか?

日本のサラリーマンで年収1,000万円を超えている人の割合は全体の5%未満といわれています。20人に1人の割合ですね。

 

で、1,000万円以上あれば幸せになれるとうらやましがっている人が多いです。

それは、テレビ📺でお金持ちの自宅に訪問して高い肉を食べたりする番組があり、それを見て「いいなあ」と思っている人が多いことからもわかります。

 

では、1,000万円あれば幸せになれるのでしょうか?

 

私は1,000万円以上年収があっても幸せになれない人はなれないし、年収400万円でも幸せな人は幸せだと思います。

 

1,000万円以上年収がある人は、生活水準が上がることが多いです。

例えば、スーパーの安売りのヨーグルトではなく、デパートのこだわりのヨーグルトを買ったり、外車を新車で買ったりといったことです。

 

しかし、生活水準をあげてしまうと、スーパーの安売りのヨーグルトを買ったときに「まずい」と感じたり、中古の軽自動車を買ったときに「乗り心地が悪い」と思うようになります。

 

逆に、普段安売りのヨーグルトを食べている人が、ごくまれにデパートのこだわりのヨーグルトを買ったときって、「やっぱりいつものと違う!美味しい!」って幸せを感じることができると思うんですよね。

 

車にしても、普段普通の国産自動車に乗ってる人が、いい車に試乗でも乗れたときって幸せだと思うし、あれを買うために頑張ろう!って生活にハリが出ると思うんですよね。

 

年収と幸福の相関関係は、1,000万を超えると関係なくなる説がありますが、なんとなくわかる気がします。

 

要は、生活水準をあげてそれに慣れてしまうと、少しのことにも幸せを感じられなくなるってことです。

 

以前、原宿にマンションを自己資金で購入したという人がポロっと言った言葉が「デパートで早いもの勝ちの特売品探しるぐらいが一番幸せかもしれない」という言葉で、正直そのときはイマイチピンときませんでした。

 

ただ、今思えば生活水準が上がってしまってバーゲン品を買わなくても物を何も気にせず買えるようになった反面「トクをした」ということを感じにくくなったということを言いたかったのだと思います。

 

私自身も、社会人になってファミレス以外のイタリアンの店で本格的な料理を食べたときに「こんな美味しいものがあるのか!」と感動しました。しかし、2回目に行った時は、味を知ってしまったせいか最初ほどの感動はありませんでした。

 

なので、年収があがっても生活水準を上げることはおススメしません。

それほど生活水準をあげず、新しいお店に行ったり新しいことにチャレンジすることためにお金を使うことが幸せにつながると思っています。

年収が400万円ぐらいの人でも、背伸びせずにちょっとのことでも幸せを感じられていれば、無理やり年収をあげるような努力はする必要はないほうがいいのではと今は思っています。