賃貸物件にかかる費用のこと
サラリーマンやってると、多くの人が転勤を経験します。勤務地を選べないなんて古い!という方も最近ではいらっしゃるようですが、勤め人として働いていくうえでは仕方ないことなのかなと思っています。
多くの大企業では、福利厚生の一環として、社宅が用意されていたり、民間のアパートおよびマンションに入居するときでも家賃補助がもらえたりと、ある程度補助金や普通に居住するよりも有利な条件が用意されていることが多いと思います。
ただ、補助には年齢制限がある会社もあり、例えば45歳を超えると社宅にも入れないし、家賃補助も出ないなんて会社もあります。
そこで自分で家を買うか、賃貸物件を探すかどちらかをしないといけなくなりますが、ここでは、賃貸物件を探すということについて触れます。
賃貸物件を借りるには、毎月の家賃以外に
・敷金
・不動産会社への仲介費用
・火災保険代
などいろいろ費用がかかります。
まずは家賃以外の費用について補助が出るのか確認した方がいいです。いくら毎月の家賃で物件を決めても、初期費用を想定せずに家を決めてはいけません。
次に、毎月の家賃です。
不動産屋が大家さんと家賃を決めていますが、最初に決めた家賃は基本的に退去するまで下がることはないです。
そこで家賃の交渉を面倒でもする必要があると思います。
交渉のポイントは2つで
1.需要と供給で価格が決まること
2.自分が家賃支払いの際、滞納が起こらない可能性が高い人物であることをアピールする
を念頭に置くといいと思います。
1について、3月や9月は異動の時期で物件に動きがあり、価格が下がりにくいですが、異動が少ない8月なんかは入居者が決まりにくいです。
そこでそういった時期に賃貸物件を狙うことを意識するといい条件で契約できる可能性が高まります。
2について、大家さんからすると、入居者が入ったはいいけど、家賃をちゃんと決まった時期に払ってくれないと困るわけです。
取りっぱぐれが発生するぐらいなら、少し家賃を安くしてでも払ってくれる可能性が高い人(信用できる人)の方がいいわけです。
もし大家さんが知っている会社に勤めているとか、とにかく信用できる人とわかるような情報があれば、自然にではありますが積極的に出した方がいいと個人的には思います。
結局最後には人が決めることなので、笑顔で交渉するとか、仲介業者巻き込むとか使えるものは全て使って交渉するべきだと思います。
何しろ契約した後に、家賃が下がることはほとんどないですからね。