投資、浪費、消費の違い
お金をつかうことは基本的に毎日発生します。
水を買うこと、お弁当を買うこと、飲み会代を払うこと、本を買うこと。何気なく使って気づいたらお金がないって人が多いからこそ、家計簿に需要があるのだと思います。
また、電子レンジを使った電気代、ガス代の節約テクニックやら、テクニック的な本が本屋にはいくつも並んでいます。
テクニックの話も大事ですが、お金をつかうときに、投資なのか、浪費なのか、消費なのかどれに当たるのかを考える必要があると思います。
私なりの、投資、浪費、消費の定義は以下のとおりです。
●投資
→支出したお金が資産として蓄積されるもの
●浪費
→一時的な欲望を満たすためだけの支出。いわゆる無駄遣い
●消費
→生活していくうえで必要な支出。
より詳しくみていきます。
投資は資産として蓄積されるものです。
投資信託等の資産運用商品は元本が減ったり、増えたりしますが基本的に解約することができ、使った瞬間0になるものではありません。
では、海外旅行に行くことはどうでしょうか?これは、人によりますが、私は海外旅行に行くことで今まで知らなかったものを知れたり、実際に現地に行くことで、今までよりも日本の良さを説明できるようになったりといった面があるため、投資と思っています。
浪費とは一時的な欲求を満たすためだけの無駄づかいであり、具体的には全国どこにでもあるカフェでケーキを食べることです。今まで行ったことのないカフェで食べたことのないケーキを食べるということであれば、「知的好奇心をくすぐる」という意味で浪費には当たらないかもしれません。
消費とは生活していく上で必要な支出で食事代やストレスを解消するための出費等です。先ほどあげたカフェでケーキを食べることについて、そのケーキを食べればストレスが解消できるのであれば、人によっては、それは消費いえるかもしれません。
3つの種類の支出について、色分けすると、
消費=固定費
投資、浪費=変動費
だと思っています。
お金を貯めたい、収入を増やしたいとしたら
・消費=固定費について、削れるところは削る。
・浪費=変動費は0に近づける
・投資=変動費は浪費や、消費で浮いた分を振り向ける
以上の3つが大事です。
特に浪費はその場だけの支出ですからすぐにでも削減するべきです。
投資は資産運用だけでなく、自分への投資という括りで自分が成長できると思えるものであれば、それはお金をかけていい部分であると思います。
付き合い等でなかなか支出を削れないことも多いとは思いますが、お金を使う際投資、浪費、消費どれに当たるのか考える癖をつけることがいい循環につながるので是非意識してお金を使いましょう!