有名ブランド品を買うことについて
日本人はブランド品が好きと言われています。
ブランド品といっても超有名なものから一般的にはそれほど知られてないものがあります。
カバンでいくとルイヴィトン、グッチ、エルメスなどはどんなものかわからなくても名前ぐらいは聞いたことがあるものから、ファッションに興味がない人からするとバレンシアガ等は知らないって人が多いです。
時計でいくとロレックス、オメガなどが有名ですがジャガールクルト、ブレゲといった時計にある程度興味がないと???といったブランド品はどの業界にも存在します。
私が思うブランド好きのイメージは時計がロレックスでルイヴィトンのバッグを持ってるみたいな、あからさまな人です。
こういう人たちを見て「成金」「品がない」とかいう人がいて、見た目はそうかもしれませんが、そういったこと抜きに誰もが知ってるブランド品を買うという行為について考えてみます。
ロレックスとかルイヴィトンのものって中古品がリサイクルショップとか質屋さんとかで必ず置いてあって目玉商品なんて表札を見たことがありませんか?
そういう光景があるのは、ブランド品を、買っても売りたいという人がいて、一方で中古でもいいのでブランド品を買いたいという人が一定数いるってことです。
つまり、流動性が高いってことであり、中古品でも売れやすく、さらに、人気が高いため価格が下がりづらいってことです。
一方、こだわりのあるブランド品を持っていらなくなったため売ろうとしたら、想像以上に安い値段しかつかないということはよくあることで、これは欲しい人が少ないってことが影響してます。
ってことでまとめると以下のとおりとなります。
誰もが知ってる有名ブランドの品=流動性が高い=価格が落ちにくい=投資商品としては◯
こだわりのあるブランド品=流動性が低い=価格が落ちやすい=投資商品としては△
もっというと、誰もが知ってるブランド品を身につけてる人はお金を身につけているものに交換してるってことで、もしお金がなくなってきたときでも、身につけているものを換金できるという側面を持ってます。
こだわりのあるブランド品は換金しにくいということから、言い換えると贅沢品といえるかもしれませんね。
今はメジャーでなくても今後、みんなが欲しがるものになることが予測できるような能力がある人だとそれは、投資といえるのでしょうが大半はそうでないでしょう。
ってことで、有名ブランドに身を包んだ人は投資行動の点から見ると決して悪くない行動だと私は思います。