まんじゅうブログ

10年で1,000万円以上貯めました。普段どういう風に考えているか、どういう行動をしているかなどについて書いていきます。

奨学金を借りることは良くないこと?

奨学金を返せないという社会人が増えているといいます。

そもそも奨学金の利用者はどれぐらいなのでしょうか?

また、借りたあとにどのように返済すればいいのでしょうか?

奨学金の利用割合

代表的な奨学金である日本学生支援機構奨学金です。

同機構の「日本学生支援機構について(平成29年3月)」によると、学生数に対する奨学金貸与割合は、以下のように変化しているそうです。

平成17年度では4人に1人

平成27年度では2.6人に1人

約1.5倍増加しています。

奨学金利用者の割合が増えた理由として以下のような理由があげられています。

  • 大学の進学率向上
  • 景気低迷により親世代の給与が上がらない
  • 大学の授業料金は高止まりしている

奨学金借りるべき?

正直、地方の学生がなんとなくみんな行ってるからって感覚で東京の大学に奨学金を借りてまで行く必要はないと思います。地方だったら家賃も安いとこいっぱいありますし。

また、今の時代、大学に行かなくてもネットを使って人気Excelオンライン講座 など勉強することもできますし、仲間もSNSで探すことができるので以前ほど東京の優位性は無くなってきていると思います。

借りた場合の返済

考えて奨学金を借りた場合の返済について、私の個人的な意見ですが、

無利子および2%以下程度の奨学金ならば、分割で最終まで払うほうがいい

と思っています。

社会人になってお金が必要なときに借りる民間の車のローンは3%程度とそんなに高くないですが、フリーローンであれば7%などかなり高い利率が適用されます。

それに対し、奨学金は低利です。無理に一括返済して、手元に現金が少なくなり、高いフリーローンを組まざるを得ない可能性を考えると、分割で払っていたほうがおトクな可能性は高いと思います。

ただし、一括返済すると一部ボーナスとして、借りた金額の一部を戻すような奨学金もあるそうなので、その場合は途中で一括返済するのもアリです。(無利子の場合マイナス金利で借りたようなイメージになるので)

 

つまり、奨学金を借りた場合でも「借金=悪」と短絡的に考えず、借りていたほうがトクってこともありますという話です。

 

大学に行っても、給与が低くて返済できないという人も多いので、まずは奨学金制度を利用するときに、返済時どれぐらい毎月返さないといけないのかをキチンと調べてから借りるべきだと思います。